服のコーディネートを考えるにあたって、重要なポイントの一つが色です。どの色を組み合わせて使うかによって、見た目の印象がだいぶ変わってくるからです。コーディネートで配色を考えるにあたって、押さえておきたい基本的なポイントがいくつかありますのでここで解説します。服のコーデを考えるにあたっての参考にしてください。
1.ファッションコーディネートは3色が基本
ファッションコーディネートを考えるにあたって、何色使用するかは重要なポイントです。ファッションの世界では、3色でコーディネートするのがバランスもとりやすいといわれています。
1-1.統一感がありながら地味にならない色数
なぜ3色がおすすめかといわれると、バランスのとりやすい数だからです。1～2色だと使う色によっては少し地味な印象になりかねません。一方4色以上使ってしまうと、統一感がなくなってしまいます。バラバラなコーディネートという印象になってしまい、ちぐはぐな感じになってしまいます。その場で浮かないような無難なファッションにしたい、でもある程度華やかな印象にしたければ3色は過不足なくちょうどいい感じに仕上げられるわけです。
1-2.配色の割合にもルールがある
3色でコーディネートする場合、色の組み合わせだけでなくその割合にも気を使ってみるとおしゃれな仕上がりになります。3色の配色の比率は7：2：1が基本です。3色コーディネートの原則と思ってもらっていいでしょう。ベースカラーは7の割合で使用します。そして2の割合の色はメインのカラーを補佐する役割です。残りの1は、コーディネートにメリハリを加えるアクセントカラーという位置づけです。
1-3.トーンに統一感を出すこと
3色コーデを検討しているのであれば、色に関してはあまりあれこれ考える必要はありません。同じような系統の色にしないといけないといったことはないのです。赤や黄色のような原色系のものを使ってもいいですし、ブラックやホワイトのようなモノトーン系の色を使っても問題ありません。どんな色を使っても構いませんが、トーンに統一感を持たせるのがおすすめです。鮮やかなトーンのものと暗くて落ち着いた感じのトーンを組み合わせると雑然とした印象になってしまいます。
2.3色コーディネートで押さえておきたいポイント
もしファッションコーデを考えるのであれば、3色使うとバランスがとりやすいのでおすすめです。基本的に好きな色を使えばいいのですが、以下で紹介するポイントを押さえれば誰でもおしゃれな感じにまとめられます。ファッションコーデをどうしようか迷ったのであれば、ここで紹介するポイントを意識してみませんか？
2-1.原色は1色まで
赤や青、緑などの原色系を取り入れても問題はありません。ただし1色だけ使うのがおすすめです。しかも7：2：1の1の部分、つまりアクセントカラーとして活用するとそれなりにパンチはあるけれども調和の取れたコーディネートにできます。原色を2色以上取り入れてもいいですが、雑多な印象でまとまりのないコーデになりがちです。上級者でないとうまくまとまったコーディネートは難しいと思ってください。
2-2.アースカラーを取り入れる
もし嫌いでなければ、アースカラーを取り入れるのがおすすめです。アースカラーとは自然界にある色のことで、具体的にはブラウンやカーキ、ベージュ、グリーンといった色合いです。アースカラーは自然界にある色なので、そんなに自己主張は強くありません。老若男女誰が来ても決して違和感がないので、ファッションに取り入れやすいのです。またほかの色とも調和がとりやすいので、ファッションコーデに取り入れやすいのもおすすめの理由です。
2-3.柄は控えめに
柄の入ったアイテムは、3色コーディネートをする際にはあまり使わないほうがいいかもしれません。柄ということは、それだけで複数色使われているからです。柄のアイテムを増やすと、それだけ使われているカラーの種類もおのずと増えてしまいます。結果的にまとまりのない、ガチャガチャしたコーディネートになってしまいます。できるなら無地のものでコーディネートしましょう。どうしても柄物を使いたければ、1種類だけに抑えるのがおすすめです。
3.まとめ
ファッションコーディネートをする際、色の組み合わせで悩む人は多いでしょう。使われる色ですが、多すぎるとまとまりのない感じになりますし、1～2色だと地味になりがちです。バランスの取れた色の組み合わせにしたければ、3色をベースに考えるといいでしょう。
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